Jail Staff Diary

暖かいので一人旅してまいりましたので、その小話をちらりと…


旅といいましても距離はそんなに遠くまで行っていないのですが、少し遠出でもワクワクドキドキするもんです。


その小旅行の前日、某Ｙ様とあるお約束をしました。
その約束とは…　「ノーパンノーブラで小旅行」アンド「証拠写真」です！

わたくし露出の趣味はございませんが、楽しそうなので是非！と決行をお約束して翌朝に備えました。





翌日
身支度を整えているときにうっかりパンツを履いてしまい またパンツを脱ぐという何ともシュールな事をしてしまったのは内緒ですｗ

よし…パンツも脱いだしノーブラだしおにぎりも買ったし準備万端。後は旅先に着くのみ。

乗り換え駅を確認し、電車に乗り込み
某Ｙ様ともうひとつしたお約束「証拠写真」を実行すべく電車内のトイレへ。
ドキドキしながら上着のファスナーを開け乳首が写らないように鏡で確認して写真撮影です。

トイレなので見られないとわかっていながらソワソワしてしまいます。


しかしその写真、無いんです。携帯の電池が無いんです。完全に動揺するわたし。

(どうしよう…約束したのに…日記に載せるって約束したのに…ヤバイわこれは。お仕置きされる)
そんなことが頭をグルグル回り、もはや ただのノーパンノーブラの人になってしまったわたし。
だが本日の目的は旅先で抹茶を飲むことだ、これだけは決行しよう。

電車に揺られること小一時間、夕暮れに染まる田園風景。
写真の事はきちんと謝ろう、世界はこんなに広いじゃないか…少し心が洗われる気がしました。


ぼんやり車窓を眺めながら心地よい車内アナウンスに耳を傾けると、「次は終点」と聞こえました。




え？終点？乗り換えあったよね？
ちょｗｗ

わたしは見知らぬ土地にいました。
人っ子一人いない駅、無人改札、つるべ落としよろしく暗くなっていく空。泣いてしまうぞコラコラ



どうしようも無いので反対の電車に乗り引き返しました。



写真も撮れず、お抹茶も楽しめず、残ったのは鞄に入った型崩れしたおにぎりだけでした。
悔しいです！
絶対にもういちどやります。


蜂矢　萌